ロックシュリンプの飼い方
1.魚との飼育は無理
ロックシュリンプを飼うなら、魚との同一水槽での飼育は無理と思った方がいいでしょう。
その「いかつい」姿形は、いかにも魚を捕まえて頭からバリバリ食べそうですが、
ロックシュリンプが魚に危害を加えるということは、まず無いと考えていいです。
むしろ、魚よりも弱い立場になってしまうため「無理」なのです。
異彩を放つマスコットとして、しばらくの間生きていればいいというなら話は別ですが、
魚と一緒ではロックシュリンプを快適に長生きさせることはできません。
大型の肉食魚に対してはエビの生き餌になってしまうので言うまでもありませんが、
普段は難なく過ごしているように見える同サイズ程度の魚とでも無理です。
理由の一つには、外骨格の宿命「脱皮」があるからです。
普段は完全防御に近い見事な鎧で武装している彼等も、
脱皮した直後は大変軟らかく、簡単に殺され、食べられてしまいます。
しかも、脱皮をするときには、エビのおいしそうな匂いが放出されてしまうようで、
ナマズ類のような、あまり目で見て餌を探さないタイプの魚をも惹き付けてしまいます。
たとえ彼等を食べないような魚とでも、安心しては暮らせないようです。
たいへん臆病な彼等は、大きめの魚の気配を感じる水槽では物陰に隠れてしまいます。
姿が見えず、ヒゲだけが見える程度では飼った意味が半減してしまうでしょう。
では、ロックシュリンプに比べ、はるかに小さいメダカ程度の魚なら大丈夫かというと、
やはりこれも難しいでしょう。
ロックシュリンプ自体に対して大きなダメージを与えることはまず無いでしょうが、
小さな魚は機動力が高いものが多いため、「餌」の問題が生じます。(後述)
ロックシュリンプは積極的に餌を目で見て食べる生き物ではないため、
活発で動きの速い魚に、ことごとく餌を食べられてしまうのです。
(2002年4月18日作成) 岩