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ヤマトヌマエビ
ヤマトヌマエビの寿命は?2008・04・27追記



購入してから、かれこれ四年は経っているヤマトヌマエビの♀。
一緒に飼ったネオンテトラやチェリーバルブは既に一匹も残っていない。
鑑賞魚店のヤマト水槽の中から最大級の個体を取ってもらったので、
その時点で少なくとも1〜2歳であったのは間違いないはず。
とすると、現在5〜6歳以上。
「7年は間違いなく生きた」という記述を見た事がありますから、
不思議な事ではないのかも。相当な長寿命のエビです。
♂を購入する気がしないので、一度も産卵していません。
このヤマトが脱皮すると必ずミナミが舞ってます(^^;

最近の安売りヤマトの中には、
模様や顔つきに違和感満載な一群が居ました。
台湾産以外の種類も入って来ているのかな?

2005/04/02

ADAの天野尚という方が世界中に広めたからなのか、
ヤマトヌマエビは英語で“Amano Shrimp”なんですね。
検索すると相当なヒット数。
こんな温帯の丈夫なエビを輸入してしまって、
ヨーロッパ諸国の自然は大丈夫なんだろうかと少し心配(^^;。(2005・04・29追記)


6年は間違いなく生き続けています。(2008・02・06追加
最後まで残っていたカージナルテトラもヨボヨボになって他界しました。
しかし、6年程度は、ざらなようですね。
下にヤマトヌマエビの長生きした記事をリンクしてみました。
驚愕の年数があります。
犬や猫と同じくらい、あるいは金魚と同じくらい生きるのかもしれませんね。
気軽に死なせてよい生き物とはとても思えません。
エビは脱走して干乾びて死ねば「干しエビ」と笑われるのですよね。
水槽内で赤くなって死ねば「ゆでエビ」です。
可哀想という意識に結びつきにくい死に様ですから、
同感する部分でもありますが、
せめて、スポンジ片で水槽の角の隙間を埋めるくらいの事はしてあげて欲しいものです。
(特に、買ったその晩に脱走して、一夜で全滅という話が多い)

実年齢としては6+3で9年以上という事になりそうです。
まじまじと模様を見たことはなかったのですが、
Web上でも様々な斑紋の個体があります。
メスでも点状の模様が多いものもありますし、
このような線の長い個体もあります。
斑紋の特徴で、産地の区別がある程度つくかもしれません。

 

◆サイズと年齢
http://www2u.biglobe.ne.jp/~niwasaki/department/qanda41-50.htm#q48
サイズと年齢が書かれています。Q48
大型個体は3年以上と考えて良さそうに思えます。
ここの成長具合との比較から判断すると、寿命は2〜3年以上と云えると思います。
ところがおかしなことに、
「寿命=2〜3年」と書かれてしまっているのをよく見かけます。
“以上”が取り外されています。
これではLサイズを買って来たら、その年に死ぬ計算です。
飼育経験からしても、ヤマトヌマエビの「寿命2、3年」ほど怪しいものはありません。
買ってから2〜3年という意味でも少々短いでしょう。
(「平均寿命」となると、ゾエア期で死ぬ数も死亡に含めることになるのかもしれません。
そうなると計算で一年未満になってしまいそうです。
「販売サイズの平均寿命」が最も身近な寿命に思えます)

 

◆ヤマトヌマエビのご長寿記録

信憑性の高いエピソード付きですので、
正確な情報と思って間違いなさそうです。
Lサイズで購入の場合、実年齢は(飼育年数+3年以上)という事になりそうです。

『11年』
http://plaza.rakuten.co.jp/penciller/diary/200712010000/
実年齢は15歳以上である可能性もありますね。
この記録には驚きました。

『10年』
http://beer.asablo.jp/blog/2008/01/17/2565150
こちらも13歳以上でしょう。
すばらしい。

『9年』

 

『8年』
http://cafe0713.blog51.fc2.com/blog-entry-70.html#top
ヤマトヌマエビなのかな?
どんな種類にしても8年はすごい。

『7年』

 

 


水際喫茶室】のおさんぽさんから貴重な情報を頂きました。2008・04・27追記
実験室内で孵化して育てていたヤマトヌマエビは、
丸い大きな水槽内でそれなりの数が居る中で、
申し合わせたように4〜5年で死亡したそうです。
ほぼひっきりなしに抱卵していた個体達だそうです。
分布調査等を行なっていた地域の自然下のヤマトでも、そんな印象だったそうです。

自然下の生き物では、基本的に成熟したその年に繁殖行動をして、
疲弊して死んでしまうものが多数。
そして一部は生き残って大型の個体として繁殖に加わり、その年に死亡。
これは川魚などでもよく云われる事で、定石的なパターンですが、
そんな印象と同じだということでした。
成長するのに3年前後。最初の産卵年の終わりで4歳。うまく年を越して5歳。
といった感じなのでしょう。
栄養豊富で、オスの数も少なく、温度も一定という熱帯魚水槽だと
6年以上生きるのは普通なのかもしれません。
・ギリギリの栄養状態ではなく、産後の回復が早い。
・オスからの追尾から跳ね回って逃れる回数が少ない。
・冬がない。(夏もクーラーが効いている部屋である可能性もある)
といったあたりで、自然下よりも環境が良ければ、
生き残れてしまうのは往々に有りそうです。
このあたりは、ロックシュリンプが、いくら産卵し続けても死なないのと
通じるものがあります。(ロックはオスにガードされますからさらに疲弊しない)

エビはカブトムシと違って、
産卵後に必ず死ぬと決まっているわけではありません。
カブトムシでは、成虫になってしまうと、
もう脱皮をして更新することが出来ません。
しかし、エビはいつでも脱皮して更新できます。
成虫なのにいつでも幼虫状態。
死なずに済む条件が整っていれば、
死なないで生き続けるのも、そんなに不思議な事ではないとも思えます。

たまに何十年と生きているであろう巨大なロブスターが発見されたりしますが、
エビには、魚で見られる耳石の年輪のようなものが無いそうで、
何歳なのか解からないらしいというのを聞きます。
水槽内などで、確実に同一の個体が追えれば、
寿命や年齢はある程度解かりますが、
いきなり自然下から採集した個体や、
ペットショップで購入した場合は難しいです。
発育途上の小型の個体であれば、
その種の発育段階から推測できますが、
最大級の個体を購入した場合は、見当も付かなくなってしまいます。
うちのこの個体は最大級を購入したので、
おさんぽさんの情報からすると、5歳以上に相当する大きさだと思います。
そこから6年経っていますから、11歳以上と推測できます。

 

メスの寿命を縮めるオスの量

小型のヌマエビ類のメスの疲弊に関しては、
水槽内でのオスからの激しい追尾をかわす事が大きく関わると思います。
オスの数がメスの生死を決めると云ってもおかしくない部分があります。
ヤマトヌマエビやヌカエビ、ミゾレヌマエビあたりだと、
広義の“ミナミヌマエビ”やレッドビーシュリンプほどの
「ねちっこさ」は無いですが、
一度交接を終えたメスの跳ね回る行動はしばらく続きます。
脱皮前の絶食⇒脱皮⇒脱皮後のオスからの追尾をひたすらかわす⇒
そして産卵と、メスにはこの数時間に疲弊する出来事がドッと押し寄せます。
中腸腺に蓄えたエネルギーのみで乗り越える事になると思うのですが、
耐え切れなかった個体が産卵後に死んでしまう確率が高いのは頷けると思います。
環境の変化がない大きめの水槽で、飼育数が少なくて、
餌が豊富に渡っていて、そしてオスが少なく疲弊がない、
という状態だと、より長生きさせられそうに思います。
メスは最初の一匹のオスとのみ交接をし、
あとのオスからのアタックは全て回避しようとします。
この要らない求愛が多過ぎるか全く無いかでは、
メスの疲れは大きく違います。
オスは1〜2匹も居れば、メスの20匹〜30匹に対応できてしまうので、
メスの寿命の為には極力少なめが理想です。
もちろん一匹も居なくても、メスは卵を産まない分、
見違えるほどの大きさになったりします。
むしろ、オスは居ないほうが良いのでは?と思う事もしばしばです。
自然下であれば、自分が脱皮した場所に匂いで集まったオス達から、
さっさと逃げ出してしまう事が出来ますが、
水槽内はつるつるの断崖絶壁に四方を囲まれたコロッセオ。
ここで硬い鎧を着た多数のオスとの勝負はフェアではありません。

参照⇒【ロックシュリンプのガーディング1
参照⇒【ロックシュリンプのガーディング2
ロックシュリンプやテナガエビのように、メスを確実に取得する方向に進んだエビは、
雄同士の闘争と、雄の大型化と、武器の特化が避けられません。
しかし、メスからすれば、過剰な交接を繰り返される危険はほぼゼロ。
強いオスの遺伝子を貰い、疲弊なく産卵が終わります。

それに対して、「早い者勝ち」的な小型のヌマエビ類は、
小回りの効く小さなオス達が、競ってメスに群がります。
大量にオスが居る水槽では、メスの疲弊は計り知れません。
参照⇒【メスの脱皮を待つミゾレヌマエビのオス達
参照⇒【脱皮直前のメスにしがみついているヌカエビのオス達

参照⇒【“ミナミヌマエビ”の過剰な交接状態
参照⇒【レッドビーシュリンプの共食いへの過程
カワリヌマエビ属には頻繁に起こるメスの寿命の短縮作業。


2008/04/27 追記


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