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ロックシュリンプ
胸脚の自切



スポンジフィルターの調整をしようと、
フィルターを水上に引き上げようとした時、
ロックシュリンプがあわただしく水中に戻っていきました。
ロックシュリンプがスポンジ部分にしがみ付いているのはごくありふれたことですが、
今回は、なんと腕の置き土産が付いていました。
ロックシュリンプのオスの大きな腕が、スポンジフィルターをぎゅっと握ったまま
スポンジの縁に残っていたのです。
腕の元持ち主は水中に戻っています。
どうも、慌てた時に、スポンジか、そこに絡まるアオミドロなどに、
彼の独特の爪や棘が引っ掛かり、
捕獲される危機を感じて自切してしまったようです。

脱走に続いて、また災難です。
しかし、当の本人は、数時間後には
いつもと変わらずに底面掃除に勤しんでいました。
さすが甲殻類です。
※前回のヒゲの損失は、御覧の通り、一回の脱皮で見事に再生しています。
ただ脱皮前の絶食期間が通常の2倍から3倍。4〜5日は掛かりました。
どうもその間に急速な再生を甲羅の中で行なっていたようです。
体長不良を疑ってしまうほどの日数でした。


痛々しい患部に見えますが、
切り落としても問題のない部分で切り落としているのでしょう。
出血などをどう止める機構があるのか興味深い部分です。

近縁種の南米産ロックシュリンプ(ドンキーシュリンプ)の場合は、
ほうき4本を失っても平気でしたから、参照⇒胸脚がすべて取れてしまった場合
ロックシュリンプにとって(というかエビにとって)、こういう出来事は、
傍から見るほどの驚きとは違うのは間違いありません。
ごくごくありふれた日常という歴史を感じます。
どう再生していくのか、ちょっと楽しみでもあります。

2007/04/15


(追記2007・05・06)

約1ヶ月経過した状態です。
他のエビの再生と同様、柔らかそうな新しい脚が生えてきています。
参照⇒【ヒラテテナガエビの胸脚の再生
この間に、脱皮はしていません。


すでに関節なども出来あがりつつあります。
脱皮の度に大きくするのではなく、
脚のみでどんどん再生してしまうようです。
この次の脱皮で、使用可能な小さな腕になるものと思います。

 

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