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アメリカザリガニ
口器周辺の外肢?



ヌカエビミゾレヌマエビに外肢を探してみたついでに、
アメリカザリガニにも見てみました。
胸脚基部には生えていませんが、ヌマエビ類同様に口元には三対存在する感じです。
ザリガニには、餌を食べる時などに、
口元でパタパタと高速で扇ぐ物体があるのは分かっていましたが、
それが、「外肢」という名前なのかは現在も不明です。
おそらく、たぶん、きっと外肢だと思いますが、
ザリガニの細かい体の構造を記したサイトを見付けられませんでした。

そういう時には児童書コーナー。
子供に人気のザリガニやカブトムシだったら、図入りで内臓まで詳しく説明されているので、
勉強になること間違いなしです。
しかし、“あごあし”までの記述しかありませんでした。
(胃石や平衡胞、尿の排出口については詳しく書いてありました)
※児童書コーナーは、意外と勉強になりますのでオススメです。
特に夏場は特設コーナーがあったりします。
各種の生き物が大きな写真と大きな図で詳しく解説されています。
中には、ザリガニは雌を追い詰めて交尾する、とか書かれているものもありますが(^^;。
狭い容器や水槽などでは、そういう事もよく見掛けますが、
それだと広い田んぼでは交接の確率は極端に減ってしまうことになります。
エビ類の雌側の性欲は雄に比べると目立ちませんから、
常に雄から逃げ回っているように見えるのは確かですが・・・・・。
※淡水エビについては、「逆さハの字」が無く、手が長過ぎるスジエビや、
何エビか全く分からない”ヌマエビ”の写真(絵?)だったりしています。
相当に古そうな写真を使い続けている印象です。
(説明内容もちょっと古過ぎる印象。全体にあまり見直されていない感じ。
あんな小さな淡水エビ類が子供に人気な訳はないですから、
影響は少ないのでしょうね)


矢印のひらひらが、大顎や小顎、そして餌を持っている顎脚の各外肢だと思いますが、
口を作る付属肢が何と何なのかの詳細は分かりません。(小顎や顎脚にも1〜3といった番号がある)
このひらひらは、ヌマエビ類の口元などにも御なじみの器官です。
写真に写る場合も多い器官ですが、食事中は激しく動かしている事が多いです。
口元に、食物のカスが付かないように、
あるいは寄生虫などが付かないようにパタパタと、はたきのような役目を担っているものと思います。
ゲジゲジやゴカイのような印象を与える姿の物体です。

ちなみに、上側の割れ目の隙間から下向きに出ている薄オレンジ色の管が二つありますが、
これは、尿を出す管で間違いないようです。
児童書の図鑑にも載っている比較的有名な事柄のようです。
こんな匂いに敏感そうな場所から出すとは驚きですが、
ヌマエビ類も、体のつくりに大差がないのであれば、
こんな場所からおしっこをしているのかもしれません。

 

おすすめリンク

甲殻類
http://www.s.kaiyodai.ac.jp/museum/public_html/exhibitions/exhib_crustaceans.htm
十脚甲殻類は、二股の肢が基本。
その二股の内側(内肢)が顎になったり、脚になったりしているという事でしょう。
外側(外肢)は鰓になったり、痕跡になってしまったり、
あるいは、このような過去の形状を残したまま利用されている。まあそんな感じなのでしょうね。
腹肢(遊泳脚)が、過去の形状のままで、現在も外肢・内肢共に存在する二股の肢なのでしょう。
先祖は、全ての脚がこんな感じだったのではないでしょうか。

 

ザリガニを解剖しようCrab Club
http://www.geocities.jp/crabclub2004/works/zarigani.html
全てが必見の内容です。
“興奮水”という面白い実験もあります。
脱皮前に胃に固めるというカルシウムの石も見られます。

 

 

2008/03/13 


2008/03/13 更新


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