
市販ミナミヌマエビ(シナヌマエビ類)とヌカエビの見分け方
ミナミヌマエビ(外来種シナヌマエビ類を多く含むと推測)とヌカエビの見分け方です。
近年、関東地方で採集されたヌカエビが“ミナミヌマエビ”として紹介されているのをよく見掛けます。
ヌカエビには、近年の遺伝子比較研究によって、
旧ヌマエビ大卵型も含まれ、
●ヌカエビ⇒旧ヌカエビ+旧ヌマエビ大卵型⇒ヌマエビ北部-中部群(暫定名称?)
●ヌマエビ⇒旧ヌマエビ小卵型⇒ヌマエビ南部群(暫定名称?)=販売名“ミゾレヌマエビ”として有名。
となっています。

参照⇒【ミナミヌマエビの自然分布域】
※関東・東北で採れた“ミナミヌマエビ”は人為的な持ち込みによる外来種ということになると思います。
生き物に「国境」という概念は関係ないので、国内在来種でも、本来の生息地・氾濫原以外への人為的移動は外来です。
本物ミナミヌマエビかシナヌマエビかを問わず、関東・東北など中部以北の“ミナミ”は全て外来種になると思います。
(鳥取県にも昔から生息していたという情報を戴きました。追記2007・05・26)

参照⇒【日本産淡水エビの分布】
これは旧来のヌカエビ(額角の棘が眼の上よりも後ろにない。つまりツルツル禿げ頭)の分布です。
ここに旧来のヌマエビ大卵型(頭にも棘がある)もヌカエビの一種であることが分かったので、
現在は以下のような分布図になると思います。

ヌマエビ属の混乱に関しては、
こちらのリンク先のpdfを御覧になると良いと思います。
【ヌマエビ・ヌカエビの新事情】
中部山岳地帯や箱根・富士山といった天然の要害によって、
ミナミヌマエビの北上は遮られていたと思うのですが、
近年は、「コケ取りに効果的で、水槽でよく殖える」という事から、
人間に好かれて、袋に詰めさせて車や飛行機に乗り、爆殖して持て余させ、放流させるという
生息域拡大の“戦略”を練っているのか
本州中部以北の関東地方でも“ミナミヌマエビっぽいエビ”が捕獲されるそうです。
当然、スジエビしか居なかったはずの北海道にも生息するようです。
比較に用いている“ミナミヌマエビ”の写真は、
観賞魚店出身の“商品名ミナミヌマエビ”ですから、本物のミナミヌマエビとは違います。【本当にミナミヌマエビ?】
ただ、関東地方に移入されている“ミナミヌマエビ”の内訳も、
シナ、ノコギリ(トロピカル)、コウライなど、国際的な各種ミナミヌマエビ近縁種の
ミックス化したものと推測するのが妥当だと思えるので、むしろ好都合だと思います。
●上から見た眼の角度が違う

ヌカエビ(ヌマエビ北部-中部群)とミナミヌマエビ(シナヌマエビ含む)では、
上から見た場合の眼の付き方の角度が違います。
写真には主に三匹が写っていますが、
上の個体は、かなり眼が前を向いて飛び出しているのが分かると思います。
右を向いた真ん中の個体も、かなりしっかりした角度を持って、目がやや前向きに突き出ています。
下の個体はほぼ真上から見た状態ですが、これも見事に前向きの角度がついて目が生えています。
web上にあるミナミ・シナの画像でも、これは皆一緒でした。

額角の長さが随分と違う二つのタイプの偽ミナミですが、
やや前向きの角度で付いた眼の向きは一緒。

一方のヌカエビです。

ヌカエビはスジエビと混同されるくらいに眼が離れたエビですが、
こちらの眼の付き方は、左右の角度がほぼ水平です。
若干前を向いた角度で付いている場合もありますが、
ミナミ・シナほども前を向いている事はないようです。

ほぼ真っ直ぐ、180°に開いた目の個体。
ヌカエビは、この左右にほぼ水平に開いた目で、
離れ目な感じをより強く受けるエビです。
見た感じもおとなしそうに見えます。
精悍な印象からは遠いです。

ほぼ水平で離れ目なヌカエビの目。
腰が曲がっている、目が飛び出している、体が透明などから、
スジエビと混同される事が多いエビ。
こちらにもっと大きな写真があります⇒【ミゾレヌマエビの頭部】
ミゾレヌマエビの目の角度と、ヌマエビ南部群、ヌカエビの目の角度の比較。
●模様の特徴で見分ける(追記2008/03/01)
ヌカエビ(ヌマエビ北部−中部群)も“ミナミヌマエビ”も、
体に独特の模様配列があります。
透明な個体が多いと思いますが、
模様の良く出ている日に見てみたり、大型個体を見てみると分かり易いと思います。
ヌカエビは「手でベルをつまんだ」ような模様が横胸にドンと存在します。
“ミナミヌマエビ”には、三ヶ所に分けた配置が見られ、
これは“ミナミ”の仲間に共通のパターンです。
これらの模様のパターンと位置を憶えて、
それをエビの横胸に発見できると、かなり簡単に見分けられます。
小さな画像でも充分に使えます。

ヌカエビ(ヌマエビ北部−中部群)に共通の模様パターン。

ベルをつまんだような模様です。
(と云うよりも、『富嶽三十六景・神奈川沖浪裏』に似ている⇒こちら追記2009・02・08)

ヌカエビの模様。大型の色彩の濃い雌個体。

シナヌマエビ(商品名ミナミヌマエビ)の大型雌個体。

ヌカエビの模様。胸の横の模様がシナヌマエビに比べて単純な形。

シナヌマエビ(商品名ミナミヌマエビ)の模様。ヌカエビに比べてかなり複雑。
参照⇒【ヌカエビの模様の特徴】 詳しくはこちらで。
参照⇒【広義の“ミナミヌマエビ”の模様の特徴】 詳しくはこちらで。
参照⇒【シナヌマエビ類(商品名ミナミヌマエビ)とヌカエビの模様比べ】 白黒写真を比較
●外肢が有るか無いか(追記2008/03/01)
ヌカエビ(ヌマエビ北部−中部群)が属すヌマエビ属のエビ2種には、
歩脚の付け根から、“外肢”という小さな肢が生えています。
これが生えていればヌマエビ属。
生えていなければ、ミナミヌマエビorシナヌマエビのほうになります。
(本当のミゾレヌマエビが所属するヒメヌマエビ属のエビ達にも生えていません)

右下の歩脚(胸脚)の付け根から、各胸脚ごとに小さな肢がさらに生えています。
これが“外肢”と呼ばれる器官なようで、ヌマエビ属に存在する肢です。
ミナミヌマエビが含まれるカワリヌマエビ属、
そして、その他のヒメヌマエビ属には、これが生えていません。
「眼上棘の有無」と共に、見分けには有効ですが、
肉眼レベルでは見付けにくいという欠点があります。
最低でもルーペは欲しいところです。
⇒倍率さえ高ければ100円のでも充分
100円で、エビがエビを見るような目線に入れます。
ヌマエビ科
ヌマエビ属⇒外肢がある。眼上棘がある。眼がほぼ水平に出る。
ヌマエビ(ヌマエビ南部群) “ミゾレヌマエビ”として売られるエビ。旧ヌマエビ小卵型。
ヌカエビ(ヌマエビ北部−中部群) 旧ヌマエビ大卵型もココ。淡水繁殖種。
ヒメヌマエビ属⇒外肢がない。眼上棘がない。眼がやや斜め前に出る。
ヤマトヌマエビ
ヒメヌマエビ
ミゾレヌマエビ この名で売られるのはヌマエビ南部群。本物は表舞台にはまず登場しません。
トゲナシヌマエビ
カワリヌマエビ属⇒外肢がない。眼上棘がない。眼がやや斜め前に出る。
ミナミヌマエビ(輸入外来亜種シナヌマエビ類もココ)
本物のミナミヌマエビには前側角部に棘がある。
偽ミナミ(シナヌマエビ類)には前側角部に棘がないものも存在しました。
参照⇒【ヌカエビの外肢】
参照⇒【ヌマエビ南部群の外肢】
ヌマエビ南部群とは、商品名“ミゾレヌマエビ”として御なじみのエビのことです。
ヌマエビ小卵型と同一です。“ただのヌマエビ”ですね。
古くから、ミゾレヌマエビとして売られていますが、
このエビにも外肢が有ります。つまりヌマエビ属です。
参考資料として、シナヌマエビの雑種の外肢の無い写真を載せてあります。
参照⇒【ミゾレヌマエビに外肢を探してみる】
本当のミゾレヌマエビはヒメヌマエビ属なので、
外肢は無いです。
●この外肢を見るという行為は、
額角は小さくて見えないという方にもオススメです。
大きなエビなら肉眼でもある程度分かりますし、
虫眼鏡やルーペを使えば簡単に見る事が出来ます。
詳しくはこちら⇒【外肢を見る効用】追記2009・01・30
●目の上にギザギザがあるか、ないか
関東や東北に居る旧来のヌカエビ(ヌマエビ北部-中部群)であれば、
頭の上に、目の上より後ろにまで棘があるかないかで見分けはつきます。
肉眼で額角上のギザギザの有無を見るのは、まず不可能と思いますので、
↓この手前の拡大鏡は最低でも必要です。
実質三倍はありますので、目の上に棘があるかどうかは、これでなんとかわかります。


100円ルーペ(写真左)。セットで水槽前に置いておくと、なにかと便利。
目の間にノコギリのようなギザギザがある“ミナミヌマエビ(シナヌマエビ)”。(写真右)
このギザギザの有無が見えれば、ほぼ確実に両種が分けられると思います。


目の上の頭に小さなギザギザがいっぱいあれば“ミナミヌマエビ”。
おでこから目の上、後頭部までが、つるつるのハゲ頭だったらヌカエビです。
ヌカエビは額角の先の方にしかギザギザがありませんので、すぐ分かると思います。
“アクアリウム的商品名ミナミヌマエビ(輸入シナヌマエビ類)”の横顔の写真多数
参照⇒【前側角部の棘1】【前側角部の棘2】【前側角部の棘3】


エビの顔のパーツ名。※レッドチェリーシュリンプも目の上の額角上に棘がたくさん並んでいます。
各パーツの詳しい説明は、『kenken’s Home Page』⇒川エビ雑話⇒川エビの体、がオススメです。
ただ、この見分け方では、分類が変更されているヌマエビ属の旧ヌマエビ大卵型と
ミナミヌマエビの区別は難しい事になります。
旧ヌマエビ大卵型(現在はヌマエビ北部-中部群の一地域個体群)の分布は
旧来のヌマエビ属全部(ヌカエビ・ヌマエビ小卵型・ヌマエビ大卵型)の生息地から
ヌカエビを引き、さらに小卵型(現在ヌマエビ南部群)を引いた地域となりますから、
山陰地方が中心になると思います。
地域によっては天然の本物ミナミヌマエビと分布が重なっている場合もあるかもしれません。
ただ、棘の数は随分と違うと予想できます。
他の見分け方と併用すれば、それほど固執する部分でもないと思います。
●眼上棘が有るか無いか(追記2008・03・01)
ヌマエビ属(旧ヌカエビ・旧ヌマエビ大卵型・旧ヌマエビ小卵型)に特有の
『眼上棘』という棘の写真が撮れました。
これがあれば間違いなく⇒ヌマエビ属になります。
カワリヌマエビ属のミナミヌマエビにはありません。

目の上の溝の部分に、比較的大きな棘が生えています。
ただ、これを肉眼で見付けられるかは、なかなか難しいのではないかと思います。
見付かれば確実にヌカエビ(ヌマエビ北部−中部群)あるいはヌマエビ(ヌマエビ南部群)ですが、
見付からなかった=その他のエビ、と思ってしまうのは早合点でしょう。
見付けるには、最低でも高倍率の虫眼鏡は要ります。相当に根気も要ります。
これを見付けようとするよりも、外肢を探したほうが楽です。
ヌマエビ科
ヌマエビ属⇒外肢がある。眼上棘がある。眼がほぼ水平に出る。
ヌマエビ(ヌマエビ南部群) “ミゾレヌマエビ”として売られるエビ。旧ヌマエビ小卵型。
ヌカエビ(ヌマエビ北部−中部群) 旧ヌマエビ大卵型もココ。淡水繁殖種。
ヒメヌマエビ属⇒外肢がない。眼上棘がない。眼がやや斜め前に出る。
ヤマトヌマエビ
ヒメヌマエビ
ミゾレヌマエビ この名で売られるのはヌマエビ南部群。本物は表舞台にはまず登場しません。
トゲナシヌマエビ
カワリヌマエビ属⇒外肢がない。眼上棘がない。眼がやや斜め前に出る。
ミナミヌマエビ(輸入外来亜種シナヌマエビ類もココ)
本物のミナミヌマエビには前側角部に棘がある。
偽ミナミ(シナヌマエビ類)には前側角部に棘がないものも存在しました。
参照⇒【ヌカエビの眼上棘】
参照⇒【ヌカエビ(感潮域採集)の眼上棘】
●卵の大きさが目より大きいか小さいか
卵を持っている個体が居れば、比較的簡単に判別できるのがこの方法。

目よりも大きい卵を、粒々が数えられそうなくらい小数産んでいるのが“ミナミヌマエビ”。(大卵小産型)
目よりも小さい卵を、数えるにはやや多いくらいに産んでいるのがヌカエビ。(中卵中産型)
付随して、孵化した子供が稚エビ(親と同じ形で孵る)なら“ミナミヌマエビ”。
水中を漂う浮遊ゾエアであったらヌカエビです。⇒【ヌカエビのゾエア】
※あまり浮遊しないゾエアもあります⇒【河口域のヌカエビのゾエア1】【河口域のヌカエビのゾエア2】
※どちらも淡水繁殖です。
※写真の「背中のラインの起伏」の強弱も、
両種で異なるポイントで、見分けによく使われています。(後述)
●背腸の曲線で見分ける
“商品名ミナミヌマエビ”の画像はウェブ上にも多いですが、ヌカエビの写真は巷に氾濫していないようで、
有効な情報を得られる画像にはなかなか出会えません。
雑誌や図鑑にも極めて特徴のない写真が一枚載っている程度で、見分けには参考になりません。
私も当初、非常に困りました。
確実に数匹ずつ死んでいるはずなのに、数が減らないヌカエビ水槽の住人が、
水草や網にまぎれて混入したミナミなのか、淡水では繁殖不可能と当時云われていた(今も?)ヌカエビなのか。。。。。
あの時、見つけた1cm程度の5匹の仔エビを「ミナミヌマエビだろう」と簡単に切り捨てていたら・・・・・。
安易に切らずに踏みとどまって良かったと思います。
で、その時、その小さな5匹を見て踏みとどまった理由というのが、「背腸のくねくね」なのです。
1cm程度のヌカエビは完全にと云って良いくらい透明。
その体を一本の腸が通っているのだけが良く見えますが、その腸の起伏が著しくうねっているんですね。
著しくというと若干オーバーですが、“ミナミ”の稚エビ・仔エビを見慣れた目からすれば随分違いました。

目の後方から尾扇の付け根までを通る背腸の曲線。
“ミナミヌマエビ”の背腸がここまでくねる事はありません。
背中の起伏以上に深くカーブするこの曲線は見分けに大いに重宝します。

親エビの顔の向こうにいるのが仔エビ。
こんな時期からじゅうぶんにクネクネ背腸。
背中の起伏に合わせてくねくねしている白い線が背腸。

くねくね背腸の若エビ達。
金色の背腸がよく曲がっています。
ちなみに、脱皮前になると絶食して、背腸は見えにくくなります。
●腰の曲がり具合の強弱で見分ける
上記の卵の大きさの比較写真での「背中のラインの起伏」も、
両種で異なるポイントで、見分けによく使われています。
起伏が少ないのが“ミナミヌマエビ”。起伏が大きいのがヌカエビ。
ただ、♂や仔エビでは顕著に違いますが、案外、大型の♀では差がはっきりしない場合もあります。
抱卵体型になるとヌカエビのメスも丸みを帯びてしまう為です。


ヌカエビの♂や仔エビは腰の曲がりが大きい。(写真左)
“ミナミヌマエビ”(写真右、二匹とも♂)は比較するとかなり平坦。(背腸もあまり曲がらない)
しかし、蛇腹の可動部分ですから、右の写真の上の個体のように曲げていたり、
下の個体のように伸ばしていたりする部分でもあります。
通常の行動でも曲がり具合が一定に大きいのがヌカエビです。

両種の最大級の雌の個体の比較。
最大級になった雌では、体を模様が覆う事が多いので、
背腸のくねくねが見えにくい場合もあります。
第三腹節の部分が、ヌカエビでは盛り上がっていますが、
“ミナミヌマエビ”では盛り上がりはかなり少ないです。(全く盛り上がらないとは云えません)
大型の“ミナミヌマエビ”の雌では、背中を枯草色〜黄金色の太い一本線が通る場合が多いです。
その他の模様の特異性は見出していません(特に必要ないので^^;)。
最大の体長も、“ミナミ”では3cmに届かない程度。
ヌカエビは3cmは越え、全体的に大きくなります。

背腸がよく透けて見える個体に関しては、
上記の「背腸のくねくね具合」のほうが、
甲羅の起伏以上に凹凸が激しいので、
より分かり易いと思います。
●前側角部の棘
参照⇒【前側角部の棘1】【前側角部の棘2】【前側角部の棘3】
本物のミナミヌマエビNeocaridina denticulata denticulataであるならば、
見分けに使えるのが、前側角部にある棘の有無。
これがあればミナミヌマエビ。なければヌカエビになります。
ただ、“ミナミヌマエビ”が、じつはシナヌマエビであった場合は使えないようです。
シナヌマエビNeocaridina denticulata sinensisには恐らくこの棘はないものと思います。
http://www.lbri.go.jp/omia/80/omia80.htm
前側角部に棘が無さそうなシナヌマエビNeocaridina
denticulata sinensisの写真があります。
我が家にいるレッドチェリーシュリンプNeocaridina
denticulata sinensis var. redにも、
前側角部に明確な棘はありませんでした。
※ただ、中国南部に生息するという“アルジーライムシュリンプ”には前側角部に棘がありそうに見えました。
※野生化個体の雑種化の具合によっては生えているかもしれません。
denticulataとsinensisが交雑するかどうかの確かな情報は今のところ読んだことはないですが、
うちのよく判らない“ミナミ”とレッドチェリー(sinensis
var. red)は簡単に交雑しました。
参照⇒【レッドチェリーシュリンプと偽ミナミとの雑種F2の頭部拡大】
前側角部に明確な棘が生えました。
※ミナミヌマエビの近縁種イシガキヌマエビNeocaridina
denticulata ishigakiensis(石垣島固有種)は、
台湾産dsと交雑してしまうようです↓
http://www.pref.okinawa.jp/okinawa_kankyo/shizen_hogo/rdb/sp_data/k-01069.html
沖縄に住んでいるエビ飼いさんに一度は読んで欲しいページ。(もちろん沖縄以外の方にもおすすめ)
【琉球淡水エビ】http://www.h2.dion.ne.jp/~karo/
日本の淡水エビ35種類のうち、30種類が生息しているそうです。
わざわざ大陸産のシナヌマエビを離島に呼び込む気はなくなるかも?
ヌマエビ科
ヌマエビ属⇒前側角部に棘がない
ヌマエビ(ヌマエビ南部群) “ミゾレヌマエビ”として売られるエビ。旧ヌマエビ小卵型。
ヌカエビ(ヌマエビ北部−中部群) 旧ヌマエビ大卵型もココ。淡水繁殖種。
ヒメヌマエビ属⇒前側角部に棘がない
ヤマトヌマエビ
ヒメヌマエビ
ミゾレヌマエビ この名で売られるのはヌマエビ南部群。本物は表舞台にはまず登場しません。
トゲナシヌマエビ
カワリヌマエビ属⇒前側角部に棘がある
ミナミヌマエビ
輸入外来亜種シナヌマエビ類には、棘がある場合と、ない場合がある。
※“ミナミヌマエビ”として買った個体達にも有る者、無い者、それぞれが含まれていました。
※レッドチェリーシュリンプ(台湾産シナヌマエビ)には存在しませんでした。
※アルジーライムシュリンプという一群には棘がある印象です。
●黒い「ハの字」模様

ミナミヌマエビの仲間に特徴的な模様が、背中に入る「ハの字模様」の連なり。
http://homepage1.nifty.com/~ayuayu/topics0528.html
これはシナヌマエビの赤色変異レッドチェリーシュリンプにも見られる特徴です。参照⇒【レッドチェリーシュリンプの♂】
それとは別に、ヌマエビ類には、腰の一番高い部分に輪を掛けたように黒線が入る場合が多く、
ヌカエビの雌の成体にもこの輪は見られますが、上から見て「ハ」の字が並んだような模様にはなりません。


枯草色のハの字はどちらにも出る模様なので使えません。これは要注意です。
【エビギャラリー】のヌカエビ、“ミナミヌマエビ”の写真も、ぜひ参考に。
2006/06/16 岩
ヌカエビは近年の遺伝子比較研究で、
ヌマエビ大卵型と共に「ヌマエビ北部-中部群」というグループになったようです。
詳しくはこちらで⇒【ヌマエビ・ヌカエビの新事情】
2007・04・28 更新
2007・05・05 目の角度の項追加
2008・03・01 追記
2007・04・11 更新
2009/01/10 モノクロ追加